-
ピロリ菌は胃に感染する細菌であり、中高年の方の多くが感染しています。
ピロリ菌の感染持続は慢性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃癌などの原因になりますので、ピロリ菌の除菌が望ましいとされています。ピロリ菌に感染しているかどうかは血液検査や呼気テストを行い、感染していると診断されたら、除菌療法を行うこととなります。
対象疾患としては胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫・早期胃癌に対する内視鏡的切除後胃・萎縮性胃炎(要内視鏡検査)・特発性血小板減少症などがあります。
除菌療法は抗生物質+胃薬の組み合わせで行い、70~90%の確率で成功します。
除菌療法後、1カ月程後にピロリ菌が消えたかどうかの検査を行い、除菌が確認されたら終了となります。
ご興味のある方は是非ご相談ください。
-
当院では保険で漢方診療も行っております。
西洋医学はある症状に対しての薬を処方しますが、漢方は症状が複数あるものに対しても自然治癒力を高めて治療していきます。診察により全身状態を観察した上で気血水の状態を把握し、個々の患者さんにあった処方をしていきます。疲れやすくだるい・のぼせやすい・冷え性がある・更年期症状があるなど、なかなか西洋医学での投薬で改善しない方は是非ご相談下さい。
また、漢方薬はある程度長く服用しないと効果が表れないと思われがちですが、風邪やアレルギー、喘息などで使われる漢方は即効性があります。アレルギーで使われる漢方は眠くなりにくいものもあります。
うまく組み合わせれば様々な症状を緩和できますのでご相談下さい。